Finrandojin/alexandria-audiobook

AI-powered multi-voice audiobook generator — LLM script annotation, voice cloning, voice design, LoRA training, per-line style control, and export to MP3, chaptered M4B, or Audacity multi-track. Built on Qwen3-TTS.

Alexandria 音声小説生成ツール

何であるか – ローカルで実行可能なウェブアプリケーションで、プレーンテキストの本(.txt, .md, .epub)を完全なオーディオブックに変換します。LLM駆動のスクリプトアノテーションステップと組み込みの Qwen-3 テキスト・トゥ・スピーチ(TTS)エンジンを統合し、登場人物ごとに異なる合成音声を割り当て、スクリプトを1行ずつ編集可能にし、MP3、M4Bチャプターファイル、または Audacity 用の個別音声トラック(WAV)としてエクスポートできます。


コアワークフロー(5ステップパイプライン)

  1. セットアップ – LLMサーバー(LM Studio、Ollama、OpenAI、または任意の OpenAI 互換API)を指定し、TTSモード(ローカルの Qwen3-TTS または外部の Gradio サーバー)を選択します。
  2. スクリプト – 本をアップロード。LLMがJSON形式のスクリプトに解析し、登場人物のラベル付け、自然な発話表現の追加、TTS指示フィールドの提供を行います。オプションで「レビュー」用のLLMを2回目実行し、登場人物の誤認を修正します。
  3. ボイス – 検出された登場人物ごとに以下の操作が可能です:
    • 9種類の事前学習済みカスタムボイスから選択。
    • 短い参照音声クリップからボイスをクローン。
    • LoRAで微調整されたボイスアダプターを使用。
    • VoiceDesigner を使ってテキスト記述からリアルタイムでボイスを生成(テキスト記述 → 合成ボイス)。
    • パーソナの自動生成:LLMがボイスの記述を生成、VoiceDesignモデルが参照サンプルを生成、1クリックでクローンを登場人物に割り当て。
    • 別名(例:YOUNG ELENA → ELENA)をマッピングし、複数の名前で同じボイスを使用可能。
  4. エディタ – バッチレンダリング(GPU加速、サブバッチ処理、オプションの torch.compile で3〜4倍高速化)。個別チャンクの再生、テキスト/指示の編集、全体の再処理なしに特定チャンクの再レンダリングが可能。
  5. 結果 – 完成したオーディオブックをプレビュー後、以下の形式でダウンロード:
    • 自然な間を含む1つのMP3。
    • オーディオブックプレーヤー用のチャプターファイル(M4B)。
    • 個別登場人物用WAVファイル、Audacityプロジェクト、マルチトラックインポート用ラベルファイルを含むZIP。

主な機能

  • LLM駆動のスクリプトアノテーション – 自動的な登場人物検出、会話抽出、TTS指示生成。
  • 組み込みの Qwen3-TTS – ローカルで動作(外部TTSサーバー不要)で、9種類の準備済みボイスと完全な多言語対応(EN, ZH, FR, DE, IT, JA, KO, PT, RU, ES、または自動検出)。
  • ボイスクローン & LoRAトレーニング – 5〜15秒のサンプルから永続的なボイスアイデンティティを作成、またはインタラクティブデータセットビルダーでLoRAアダプターを微調整。
  • スマートなチャンク分割 & コンテキスト保持 – 登場人物ごとにラインをグループ化(最大500文字)、前回の3つのスクリプトエントリを引き継ぎ、スタイルの一貫性を維持。
  • バッチ処理 & GPU最適化 – サブバッチ処理、並列ワーカー、オプションの torch.compile、NVIDIA/AMD GPU向けのフラッシュアテンション。
  • ウェブUIエディタ – 任意の行を編集、選択的再レンダリング、ライブログの監視、即時オーディオプレビューが可能。
  • エクスポートの柔軟性 – MP3、チャプター付きM4B、Audacity対応マルチトラックパッケージ。

システム要件

コンポーネント 最低要件 推奨要件
GPU 8GB VRAM(CUDA-12.8互換NVIDIA、またはLinux上のAMD) バッチサイズを快適に処理するため16GB以上
RAM 8GB 16GB
ディスク 約20GB(環境 + モデル重み)
OS Windows、Linux、macOS(Apple SiliconではCPUのみ)
依存関係 Pinokioプラットフォーム(推奨)またはDocker、Python 3.10+、PyTorch、Qwen3-TTS重み(各バリアント約3.5GB)

インストール方法

方法 手順
A – Pinokio(推奨) 1. https://pinokio.computer/ から Pinokio をインストール。
2. Pinokioで「Pinokio経由でインストール」→ https://github.com/Finrandojin/alexandria-audiobook を貼り付け。
3. Start をクリック – ウェブUIが自動で開きます。
B – Google Colab 提供されたノートブックを開き、無料の ngrok トークンを入力して実行 – T4 GPUが自動割り当てられます。ローカルインストール不要。
C – Docker(NVIDIA GPU) ```bash
git clone https://github.com/Finrandojin/alexandria-audiobook.git
cd alexandria-audiobook
docker compose up --build
```
UIに http://localhost:4200 でアクセス。

クイックスタートチェックリスト

  1. LLMサーバーを起動(LM Studio、Ollama、またはOpenAI)し、ベースURLとAPIキーをメモ。
  2. Alexandriaを起動(Pinokio/Docker/Colab経由)。
  3. Setupタブで、LLMのURL、キー、モデル名(例:qwen2.5-14b)を入力。TTSモードを local に選択。
  4. Scriptタブで本ファイルをアップロードし、Generate Annotated Script をクリック。
  5. (オプション)Review Script をクリックして登場人物の誤りを修正。
  6. Voicesに移動し、Generate Personas を押して自動でクローンボイスを割り当て、または手動でボイスを選択・カスタマイズ。
  7. Editorに移動し、Render Pending を押下 – 進捗バーを監視し、プレビュー音声を聴く。
  8. 満足したら Merge All をクリックし、Result → Download で必要な形式をダウンロード。

ヘルプの入手先

  • Wiki – ボイスタイプ、LoRAトレーニング、バッチチューニング、トラブルシューティングに関する詳細ガイド。
  • ターミナルログ – Pinokioのターミナルにはモデルのダウンロード進捗、VRAM使用量、エラーメッセージが表示されます。
  • よくある問題 – GPUメモリエラー、ダウンロードの停止、最初のバッチのウォームアップ遅延などについては Troubleshooting ページを参照。

ライセンス & コミュニティ

リポジトリはオープンソース(MITライセンス風 – リポジトリ内の LICENSE を参照)。プルリクエストによる貢献を歓迎。問題報告も受け付けていますが、リソースが限られているため応答が遅れる可能性があります。


結論 – Alexandriaは、LLMによるスクリプト生成、複数登場人物の音声合成、インタラクティブな編集、柔軟なエクスポートを1つのウェブUIに統合した、コンシューマークラスGPUで動作するオーディオブック作成パイプラインです。趣味の読書家、ポッドキャスター、または商用TTSサービスに料金を払いたくないすべての人々を対象としています。

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