ChatGPT Team リリースノート
OpenAIは、ChatGPT Teamというセルフサービスのサブスクリプションプランを導入しました。このプランは、中小規模のチームに共同AIワークスペースと高度なモデルアクセスを提供することを目的としています。このプランは個人アカウントとChatGPT Enterpriseの間のギャップを埋め、カスタムエンタープライズ契約を必要とせずに、プロフェッショナルグレードのツールとデータプライバシー制御を提供します。
コア機能と特徴
ChatGPT Teamは、チームにOpenAIの最も高性能なモデルへのアクセスと、標準プランよりも高い使用制限を持つ生産性ツールのスイートを提供します。
Key features include:
- Advanced Model Access: 32Kコンテキストウィンドウを備えたGPT-4へのアクセス。
- Integrated Toolset: DALL·E 3、Vision機能付きGPT-4、Browsing、Advanced Data Analysisのメッセージ上限が高く設定されています。
- Collaborative Workspace: チームメンバーが共同で作業できる安全で専用の環境。
- Custom GPTs: 特定のチームワークフローに合わせたカスタム版ChatGPT(GPTs)を作成・共有し、ワークスペース内で安全に公開する機能。
- Management Tools: ワークスペースとチームメンバーを管理するための管理コンソール。
- Early Access: 新機能や改善への優先的なアクセス。
データプライバシーとセキュリティ
ChatGPT Teamは、企業レベルのデータプライバシー基準を実装し、ビジネスデータの機密性を確保します。OpenAIは、ChatGPT Team内のビジネスデータや会話がOpenAIのモデルの学習に使用されないこと、そしてモデルがユーザーの使用から学習しないことを明言しています。
GPTsによるカスタマイズ
チームはコードを書かずに、組織の特定のニーズに合わせてChatGPTをカスタマイズできます。GPTsを使用することで、以下のようなタスク向けに専門的なAIアシスタントを作成できます。
- プロジェクト管理およびチームオンボーディング。
- コード生成とデータ分析。
- 既存のシステムやツール内でのアクション実行。
- ブランド一貫性のある資料やコミュニケーションの作成。
これらのカスタムGPTは、チームのワークスペース内にあるGPTストアを通じて発見・利用できます。
生産性への影響とユースケース
組織のワークフローにAIを統合することで、測定可能な生産性向上が実証されています。OpenAIは、Boston Consulting Groupの従業員を対象としたハーバード・ビジネス・スクールの研究を引用し、GPT-4にアクセスできた人はタスクを25%速く完了し、AIにアクセスできなかった同僚に比べて品質が40%向上したと報告しています。
早期導入者が報告した実際の活用例は以下の通りです:
- Sourcegraph: 金融モデリング、価格設定・パッケージング、社内外のコミュニケーション、取締役会の準備、採用にChatGPTを活用。
- Boston Children’s Hospital: 医師、研究者、管理スタッフの内部業務における生産性と協働を向上させる革新的なGPTのパイロット導入。
価格と提供開始時期
ChatGPT Teamは、以下の価格でセルフサービスプランとして提供されています。
- Annual Billing: 1ユーザーあたり月額$25。
- Monthly Billing: 1ユーザーあたり月額$30。
注: 2025年8月29日現在、ChatGPT TeamはChatGPT Businessに名称が変更されましたが、機能と価格は変更されていません。
Sources
- OriginalIntroducing ChatGPT Team