tmustier/pi-for-excel
Experimental Excel sidebar agent add-in. Multi-model. Powered by Pi.
Pi for Excel – AI駆動のスプレッドシートアシスタント
何であるか – Microsoft Excel内に会話型AIエージェントを直接埋め込むオープンソースのOfficeアドイン。任意のLLM(Anthropic、OpenAI、Google Gemini、GitHub Copilot、またはカスタムのOpenAI互換エンドポイント)を設定することで、ワークブックの読み取り、書き込み、フォーマット、分析が可能。
主な機能
- 16の組み込みスプレッドシートツール – 例:
read_range,write_cells,fill_formula,search_workbook,explain_formula,conditional_format, および数式の依存関係を追跡するツール。 - マルチモデル対応 – スラッシュコマンド(
/model)で、リアルタイムでプロバイダーやモデルを切り替え可能。 - セッション管理 – ワークブックごとに複数のチャットタブ、自動保存、履歴、および
/resumeコマンドをサポート。 - 自動コンテキストインジェクション – AIはワークブックの構造、現在の選択範囲、最近の変更を自動的に取得するため、シートの説明を手動で行う必要がない。
- ワンクリックロールバック – すべての変更操作でチェックポイントが作成され、サイドバーから即座に変更を元に戻せる。
- フォーマット規則 – 通貨記号、負の数の表示スタイル、小数点以下の桁数など、ハウススタイルルールを一度定義すれば、エージェントが自動的に遵守する。
- スラッシュコマンドと拡張機能 –
/settings,/tools,/extensionsなど、AIが生成するサンドボックス拡張(ミニアプリ)をインストール可能。 - 外部統合 – オプションのWeb検索(Jina、Serper、Tavily、Brave)と、カスタムツール用のMCPゲートウェイを提供。
入手方法
- リポジトリから
manifest.prod.xmlをダウンロード(またはVercelホスティングURLを使用)。 - Excelにマニフェストを追加(macOS、Windows、またはWeb版Excel – 詳細はリンクされたインストールガイドを参照)。
- リボンから Pi パネルを開き、APIキーまたはOAuthでプロバイダーに接続してチャットを開始(例:「どのシートがありますか?」)。
開発者向けクイックスタート
- Node ≥ 22.19(または ≥ 24)と、ローカルHTTPS用の
mkcertが必要。 - クローン後、
npm installを実行、ローカル証明書を生成し、npm run devを実行(Viteがhttps://localhost:3141でアドインを提供)。 - リポジトリのサイドロード手順に従い、開発用マニフェストをExcelに読み込む。
- オプションヘルパー:
npx pi-for-excel-proxy(OAuth用CORSプロキシ)、npx pi-for-excel-python-bridge、npx pi-for-excel-tmux-bridge(ローカルPython/LibreOfficeまたはtmuxブリッジ用)。
アーキテクチャの概要
- フロントエンド – Litウェブコンポーネントで構築されたViteバンドル単一ページタスクパネル。
- エージェントコア –
@earendil-works/pi-agent-coreはツールループ、ストリーミング、状態管理を実行。 - LLM抽象化 –
@earendil-works/pi-aiはAnthropic、OpenAI、Gemini、Copilot、またはカスタムエンドポイントに対して一貫したAPIを提供。 - Office.js – ワークブックの読み書きとUI統合を管理。
- ツールレジストリ – 16のコアツールの中央定義;UI、プロンプト、実行時すべてがこのレジストリから派生。
- 拡張サンドボックス – 不信頼な拡張は権限制御付きのiframe内で実行。
- ストレージ – IndexedDBがセッションデータ、チェックポイント、ユーザー定義ルールを保持。
なぜ重要なのか Pi for Excelは、レガシーな生産性アプリにフル機能のLLM駆動エージェントを埋め込む方法を示しており、静的なスプレッドシートをインタラクティブでAI強化されたワークスペースに変革する。ツールレジストリ、自動コンテキストインジェクション、チェックポイントベースのロールバック、サンドボックス拡張といった実用的なパターンは、他のOfficeアドインやデスクトップアプリのAI統合にも再利用可能である。
ライセンス – MIT(© Thomas Mustier)
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