mistralai/client-python
Python client library for Mistral AI platform
Mistral Python Client とは何か?
このリポジトリは、Mistral AIのクラウドサービス(チャットコンプリート、埋め込み、音声、ファイル処理、エージェントなど)向けの公式Python SDKを提供します。PythonコードからMistralのREST APIを呼び出す(同期および asyncio で非同期に)ためのライブラリであり、手動でHTTPリクエストを構築する必要がありません。
主な機能(READMEに記載)
| 分野 | SDKでできる操作 |
|---|---|
| チャットコンプリート | mistral-large-latest などのモデルからテキスト応答を生成。ストリーミングおよびカスタム応答形式をサポート。 |
| 埋め込み | mistral-embed を使って1つまたは複数の文字列のベクトル埋め込みを取得。 |
| ファイルアップロード | ワークスペースにファイルをアップロード(ファインチューニングやRAG用)。 |
| エージェント | 状態を保持する対話を行うエージェントエンドポイントを呼び出し、同期および非同期APIを提供。 |
| 音声 | 音声合成(Audio.Speech)および音声認識(Audio.Transcriptions)をサポート。Server-Sent Eventsによるストリーミング認識も可能。 |
| バッチジョブ | 長時間実行のバッチジョブのリスト作成、作成、キャンセル、削除を可能にします。 |
| ベータリソース | エージェント、コネクタ、会話、ライブラリ、ドキュメントの管理(作成、一覧表示、更新、削除、ページネーションなど)。 |
| クラウドプロバイダーラッパー | Azure AIおよびGoogle Cloud(Vertex AI)向けの準備済みクライアント。エンドポイント構築、認証、トークン更新を自動処理。 |
| ユーティリティ | ページネーション、リトライ、エラーハンドリング、カスタムHTTPクライアントの挿入、テレメトリフック、IDEフレンドリーな型ヒントを内蔵。 |
セットアップ手順
- APIキーの取得:Mistralコンソール(またはAzure/GCPを使用する場合はそれらから)でAPIキーを取得。
MISTRAL_API_KEY(またはプロバイダー固有の環境変数)にエクスポート。 - パッケージのインストール:以下のいずれかでインストール可能:
エージェント関連機能を使用する場合は追加:# uv(高速インストーラ) uv add mistralai # pip(デフォルト) pip install mistralai # poetry poetry add mistralaipip install "mistralai[agents]"(Python 3.10+必須)。 - 簡単なスクリプトの作成(同期例):
同じパターンはfrom mistralai.client import Mistral import os with Mistral(api_key=os.getenv("MISTRAL_API_KEY")) as client: resp = client.chat.complete( model="mistral-large-latest", messages=[{"role": "user", "content": "最も優れたフランスの画家は誰ですか?"}], stream=False, response_format={"type": "text"}, ) print(resp)async with Mistral(...):と*_asyncメソッドでも利用可能。
いつこのSDKを使うべきか?
- LLM駆動のアプリケーション(チャットボット、アシスタント、RAGパイプライン)を構築する際、信頼性の高い型付きPythonインターフェースが必要な場合。
- 既存のPythonサービスにMistralモデルを統合するが、生のHTTPリクエストを扱いたくない場合。
- Mistralの拡張エコシステム(音声生成、音声認識、バッチ処理、新しいエージェントやコネクタ機能)を活用したい場合。
- AzureまたはGoogle Cloudにデプロイする場合:SDKには
MistralAzure、MistralGCPという薄いラッパーが含まれており、プロバイダー固有の認証とエンドポイント構築を自動処理します。
構造について
mistralai.client.Mistral– サブオブジェクト(chat、embeddings、files、agents、audioなど)を公開するコアクライアント。- プロバイダー固有のモジュール(
mistralai.azure.client、mistralai.gcp.client) – コアクライアントを継承し、事前設定されたベースURLと認証フローを提供。 - 豊富なドキュメント:各リソースの
docs/フォルダに詳細ドキュメント、examples/ディレクトリにはuv runで実行可能な例が含まれます。
TL;DR
Mistral Python Client は、Mistral AIのクラウドAPIをラップした完全機能の公式サポートSDKです。pip(またはuv/poetry)でインストールし、APIキーを設定すれば、Pythonからチャット、埋め込み、音声、ファイル、エージェントの呼び出しを同期・非同期の両方で直接行えます。また、Azure AIおよびGoogle Cloud向けの準備済みアダプタも含まれており、現代のLLMサービスを扱うPython開発者にとって使いやすいエントリポイントです。
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