eagle-hq/EAGLE-4

Official Inference Code of EAGLE-4

EAGLE‑4とは?

EAGLE‑4(Extrapolation Algorithm for Greater Language‑model Efficiency)は、大規模言語モデルの推論を高速化する投機的復号フレームワークです。バッチサイズ、ハードウェア(NVIDIAまたはAMD GPU)、ワークロードに応じて投機ツリーを自動的に適応させる*単一の「ドラフター」*を提供し、ターゲットモデルの出力分布を維持します。

核となるアイデア

  • 投機的復号: 軽量なドラフトモデルが数トークン先を予測し、高負荷のターゲットモデルはそれらを検証するだけで済むため、高コストなフォワードパスの回数が削減されます。
  • 動的なツリーサイズ調整: EAGLE‑4は実行時にドラフトと検証のコストを測定し、現在のバッチとハードウェアに最適な投機ステップ数を選択します。
  • プラグインアーキテクチャ: eagle‑harnessパッケージは、サポートされている推論エンジン(SGLang、vLLM、TokenSpeed)にソースコードを変更することなくフックを登録します。

リポジトリに含まれるもの

  • eagle_harness – pipでインストール可能なPythonパッケージで、ハーネスロジックとエンジンプラグインを実装しています。
  • ドキュメント – クイックスタートガイド、キャリブレーション手順、互換性テーブル、詳細なアーキテクチャノート。
  • リリースアセット – サポート対象エンジン向けのビルド済みホイールとDockerイメージ、測定されたスピードアップを示すサポートマトリックス。

サポートされているエンジンとハードウェア

エンジン GPUファミリ 提供方法
SGLang NVIDIA B300 (CUDA 13) または AMD MI355X (ROCm 7.2) ホイール(cu130 / rocm)とDockerイメージeagle‑4‑sglang:0.1.0
vLLM NVIDIA B300 (CUDA 13) ホイール(cu130)とDockerイメージeagle‑4‑vllm:0.1.0
TokenSpeed (実験的) NVIDIA CUDAのみ ホイール(cu130)とDockerイメージeagle‑4‑tokenspeed:0.1.0

クイックインストール(CUDAでのSGLangの例)

# リポジトリをクローン
https://github.com/eagle-hq/EAGLE-4.git cd EAGLE-4
# バージョンピンをロード
. docs/release.env
# SGLang用の仮想環境を作成
python3.12 -m venv .venv && source .venv/bin/activate
# SGLangとその依存関係をインストール
pip install -U pip
pip install --extra-index-url "$EAGLE_CUDA_INDEX" \
    --extra-index-url "$EAGLE_TORCH_CUDA_INDEX" \
    "sglang==$EAGLE_SGLANG_VERSION" 'flashinfer-python>=0.7.2'
# ハーネスをインストール
pip install "eagle-harness==$EAGLE_VERSION"
# プラグインがエンジンを認識できるか確認
eagle-harness-check

同じパターンがvLLMやTokenSpeedでも機能し、エンジン名とPythonバージョンを変更するだけです。

サーバーの実行(SGLangの例)

python -m sglang.launch_server \
  --model-path $MODEL \
  --tp-size 4 --dtype bfloat16 \
  --attention-backend flashinfer \
  ... (その他のパフォーマンスフラグ) ... \
  --speculative-algorithm EAGLE_HARNESS \
  --speculative-draft-model-path $DRAFT \
  --speculative-num-steps 12 \
  --speculative-eagle-topk 4 \
  --speculative-num-draft-tokens 16 \
  --speculative-algorithm-config '{"mode":"serve"}'

次に、簡単なcurlリクエストで生成が機能することを確認します。

測定されたパフォーマンス

このホワイトペーパーのサポートマトリックスでは、4×NVIDIA B300 GPU上でバニラデコーディングと比較して最大約3倍のトークン/秒のスピードアップが報告されています(例:SGLang:1479→2820 t/s、vLLM:242→723 t/s)。スピードアップはバッチサイズとハードウェアによって異なりますが、投機パスが分岐した場合でも、フレームワークは常に正しい貪欲出力にフォールバックします。

ライセンスと商用条件

– コードはEagle 4 Source‑Available License(OSI承認ではありません)の下でソース利用可能です。非商用利用と、収益が2,000万ドルまでの限定的な商用利用を許可します。より大規模な商用展開には別途ライセンスが必要です。 – リポジトリには、SGLang、vLLM、FlashInferなどのサードパーティの通知も含まれています。

誰がこれを使うべきか?

– MLエンジニア: 再トレーニングなしで既存のLLMデプロイメントのスループットを向上させたい方。 – クラウドまたはオンプレミスの推論サービス: さまざまなバッチサイズとGPUファミリに対応する単一のドラフターが必要な方。 – 投機的復号アルゴリズムを試している研究チーム: ハーネスはキャリブレーションツールと詳細なログを提供します。


要約: EAGLE‑4は、人気のあるLLMサービングスタック(SGLang、vLLM、TokenSpeed)に適応型投機的復号を追加するプラグインハーネスであり、モデルの出力分布を維持しながら、最新のNVIDIA/AMD GPUで最大約3倍高速なトークン生成を実現します。

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