LeoYeAI/talewell

Plugin-first long-term memory for agent platforms — reference implementation of AMP (Agent Memory Protocol).

TL;DR

Talewellは、プラグインファーストでGitベースのAIエージェント向け長期記憶システムです。各記憶レコードをGitリポジトリ内のプレーンテキストMarkdownファイルとして保存するため、ベクトルデータベースを必要とせずに、完全なバージョン履歴、差分管理、監査可能性を実現します。このシステムはシンプルな AMP (Agent Memory Protocol) を採用しており、あらゆるホスト(OpenClaw、Claude Code、Codexなど)が実装可能です。これにより、エージェントは関連性、最新性、重要性に基づいて決定論的に事実を呼び出すことができます。


特徴

  • 記憶レイヤー: 1つのMarkdownファイル = 1つの記憶レコード(事実、エンティティ、エピソード、手順)。書き込みのたびにGitコミットが作成されるため、ロールバック、差分確認、変更の監査が可能です。
  • プロトコル: AMPはポータブルなJSONマニフェスト (amp.json) と固定のディスクレイアウト (memory/…) を定義します。ホストは6つのMCPツール (memory_recall, memory_index, …) またはCLIを通じて対話します。
  • 決定論的な呼び出し: 埋め込み (embeddings) や外部API呼び出しは不要です。呼び出しスコアは「関連性 × 最新性の減衰 × 重要性」に基づいてローカルで計算されます。
  • 来歴の強制: ユーザー(所有者)またはエージェント自身が作成したコンテンツのみを保存できます。信頼できないソースは設計上拒否されます。
  • プラグインファースト: OpenClaw、Claude Code、Codex向けの既存アダプターや、汎用的なファイル規則のフォールバックにより、同じ記憶リポジトリをプラットフォーム間で共有可能です。
  • リンクグラフ: レコードは [[id]] リンクで相互参照でき、グラフ探索やプロンプトに注入可能なコンパクトなインデックス作成が可能です。

想定ユーザー

  • AIアシスタント開発者: あらゆるエージェントフレームワークで動作する、監査可能でオフラインファーストな記憶ストアを求める方。
  • データの来歴を重視するチーム: 信頼できない書き込みをブロックする組み込みゲートを必要とする方。
  • オープンソースAIプラットフォームのメンテナー(OpenClaw、Claude Codeなど): ベクトルデータベースに依存しない共通の記憶バックエンドを探している方。
  • 研究者: 決定論的な呼び出し戦略を実験したり、バージョン管理された記憶がエージェントの挙動に与える影響を研究している方。

仕組み(概要)

  1. リポジトリの初期化 – talewell init ./my-memory で amp.json と memory/ ツリーを持つディレクトリを作成します。
  2. レコードの追加 – talewell remember --text "Leo 不吃辣" --alias "饮食,辣,diet" --importance 7 でMarkdownファイル (f-*.md) を書き込み、コミットします。
  3. 呼び出し – talewell recall "订餐厅要注意什么" でリポジトリをスキャンし、各事実をスコアリングして最適な一致を返します(すべてオフライン)。
  4. 修正 / 忘却 – correct で事実を上書き(履歴を保持)するか、forget で削除(監査用にGitには残ります)。
  5. グラフとインデックス – talewell graph <id> で [[link]] 参照を追跡し、talewell index --markdown でエージェントのプロンプトに注入可能なコンパクトなカタログを作成します。
  6. MCP経由の提供 – talewell serve-mcp で6つの記憶ツールを公開するサーバーを起動し、MCP対応ホストから呼び出し可能にします。
  7. ホスト間転送 – talewell bundle ./transfer.bundle でリポジトリをパッケージ化し、プラットフォーム間で移動させます。

未解決の課題 / オープンな質問

  • 埋め込みレイヤー: コア設計では意図的にベクトル検索を避けています。埋め込みの追加はオプションであり、ベースラインには含まれません。
  • スケーラビリティ: Gitは中規模のコーパスには適していますが、非常に大規模な記憶ストアではパフォーマンスの限界に達する可能性があります。
  • ホストエコシステム: 「検証済み」としてリストされているホストは少数です。その他は安全なデフォルト設定に依存します。
  • セキュリティモデル: 来歴の強制により信頼できない書き込みはブロックされますが、READMEにはMCPサーバーの認証に関する詳細は記載されていません。

クイックスタート (CLI)

# 1. 記憶リポジトリを作成
talewell init ./talewell-repo

# 2. 事実を記憶
 talewell remember \
   --text "Leo 不吃辣" \
   --alias "饮食,辣,diet" \
   --importance 7

# 3. 呼び出し
 talewell recall "订餐厅要注意什么"

# 4. ホスト向けに提供 (例: OpenClaw)
 talewell serve-mcp

ライセンス

MIT – 自由に使用、変更、再配布が可能です。

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