DataDog/toto
Time-Series-Optimized Transformer for Observability
何を解決するか
Toto は、観測メトリクス(システム監視データ)に特化して最適化された多変量時系列予測用のファウンデーションモデルです。異なるソフトウェアスタックやサービスにおいて、関連する複数の変数の将来値を予測する課題に対処し、新しいデータセットごとに膨大なドメイン特化トレーニングを必要とせずに済みます。
動作方法
Toto はデコーダーのみのトランスフォーマー構造を使用しています。Toto 2.0 は、時間と変数の注意機構を交互に用いる u-μP-scaled トランスフォーマーを採用し、高次元時系列を効率的に処理します。確率的予測を提供しており、単一の予測値だけでなく、不確実性推定(分位数)も生成します。
Toto 1.0 は、比例因子分解時空間注意機構と Student-T 積和モデルを用いて確率的予測を行います。プロジェクトには、実世界の観測メトリクスデータにおける予測性能を評価するための BOOM(Observability Metrics のベンチマーク)データセットも含まれています。
対象ユーザー
- SRE および DevOps エンジニア: システムメトリクスを監視し、潜在的な障害や容量問題を予測する人。
- データサイエンティスト: 時系列予測やファウンデーションモデルに関する研究に従事する人。
- ML エンジニア: 本番環境の観測パイプラインでゼロショットまたはファインチューニングされた予測モデルを実装する開発者。
特徴
- ゼロショット予測: 特定のデータセットでのファインチューニングなしで将来の値を予測できる能力。
- 確率的予測: 分位数ヘッド(2.0)または Student-T 積和モデル(1.0)を用いて不確実性推定を生成。
- 大規模な事前学習: Toto 1.0 は Datadog メトリクスを含む 2兆以上の時系列データポイントで学習済み。
- スケーラブルなモデルファミリー: Toto 2.0 は 400万から 25億パラメータのモデルを提供。
- 外生変数サポート: Toto 1.0 は、将来の既知の共変量を活用して精度を向上させるサポートを提供。
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