CrispStrobe/CrispASR

C++ ggml runtime hub for multilingual ASR and TTS models: Cohere Transcribe, Parakeet TDT, Voxtral, Canary 1B v2, etc, plus universal forced alignment, and more

CrispASR – 単一バイナリのマルチモデル音声エンジン

概要 – CrispASRは、単一の実行ファイルから 119種類の異なる音声関連モデル(自動音声認識 (ASR) および テキスト読み上げ (TTS))を実行できるC++専用のコマンドラインツール(およびライブラリ)です。オープンソースの whisper.cpp プロジェクトをベースにしており、他の多くの GGUF 形式モデル(Parakeet, Canary, Qwen-3, Voxtral など)のための統合ランタイムを追加しています。Python、PyTorch、またはモデルごとの個別のバイナリは不要です。モデルファイルをダウンロードしてツールを指定するだけです。


主な機能

機能 詳細
単一バイナリ、119のバックエンド --backend NAME でバックエンドを選択するか、GGUFファイルからモデルタイプを自動検出させます。
ASR + TTS + 翻訳 OpenAI Whisper, NVIDIA Parakeet, Qwen-3, Voxtral, Granite-Speech, wav2vec2 および62種類のTTSエンジン(Kokoro, Qwen3-TTS, Bark, Piperなど)をサポート。
Python依存関係ゼロ 純粋なC++ランタイム。Python, Rust, Dart, Go, Java, Ruby, JavaScript用のオプションの言語バインディング。
クロスプラットフォーム Windows, macOS (Intel & Apple-Silicon), Linux用のビルド済みバイナリ、およびブラウザ用の4.3 MBのWebAssemblyビルド。
GPUサポート CUDA, Vulkan, HIPの個別のビルド。CUDAビルドはCPUにフォールバックし、Vulkan/HIPは対応するドライバーが必要です。
サーバーモード HTTP API (crispasr --server …) として実行可能。同時リクエスト用のワーカー設定が可能。
ストリーミングとライブ文字起こし リアルタイムのマイクキャプチャとWebSocketストリーミング。
後処理 単語レベルのタイムスタンプ、SRT/VTT/JSONエクスポート、話者分離 (diarization)、言語検出、オプションの翻訳。
モデル管理 -m auto で ~/.cache/crispasr/ にモデルを自動ダウンロード。crispasr --list-backends でサポートされている全モデルを表示。
コンプライアンス EU AI法、合成音声の透かし、音声クローン作成の同意に関するドキュメント。

標準的なワークフロー(ビルド不要)

  1. バイナリのダウンロード:ReleasesページからOS用のバイナリをダウンロードします。
  2. TTSデモの実行:
    crispasr --backend kokoro -m auto \
           --tts "The quick brown fox jumps over the lazy dog." \
           --tts-output hello.wav
    
  3. 結果の文字起こし:
    crispasr --backend parakeet -m auto -f hello.wav -l en
    
    文字起こし結果と処理速度(例:10× リアルタイム)が表示されます。

エコシステム

  • CrisperWeaver – オフライン文字起こしにCrispASRを使用するFlutter UIアプリ(デスクトップおよびモバイル)。
  • CrispEmbed – テキスト埋め込み、OCR、マルチモーダル検索のための姉妹ライブラリ。同じGGUFベースのランタイムを共有。
  • Susurrus – 複数のASRバックエンドをラップするPython GUI。CrispASRのC++アプローチの対となる存在。

開始方法とリソース

  • クイックスタートドキュメント – docs/getting-started.md で最初の実行手順を説明。
  • 完全な機能マトリックス – docs/feature-matrix.md で全バックエンドとその機能をリスト化。
  • サーバーと同時実行 – docs/server.md および docs/concurrency.md でHTTP APIのスケーリング方法を解説。
  • バインディング – docs/bindings.md で他言語からC-ABIを呼び出す方法を説明。
  • ベンチマーク – docs/benchmarking.md で再現可能なタイミングスクリプトを提供。
  • ライブデモ – HuggingFace Space: https://huggingface.co/spaces/cstr/CrispASR

想定されるユーザー

  • 開発者:重いPythonスタックを導入せずに、軽量でポータブルな音声エンジンが必要な方。
  • エッジ/オフラインアプリケーション(モバイル、組み込み、ブラウザ):単一バイナリやWASMモジュールが好ましい環境。
  • 研究者:多くのオープンウェイトASR/TTSモデルを素早く実験したい方。
  • 企業:明確なライセンス(ほとんどのモデルはMIT/Apache-2.0またはCC-BY)を持つオンプレミスソリューションが必要な組織。

結論 – CrispASRは、多数のオープンウェイトモデルを単一の高速なC++バイナリに統合し、オプションのバインディングとサーバー機能を備えた、実用的な音声処理ツールキットです。

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