OpenAIとServiceNowがエンタープライズワークフロー全体でパートナーシップを拡大

パートナーシップ拡大の概要

OpenAIとServiceNowは、OpenAIのモデルとエージェントをServiceNowプラットフォームに直接統合するために、コラボレーションを深化させています。この拡大は、ServiceNowのワークフローをChatGPTやCodexと接続することで、アプリケーション開発、ITインシデントの解決、サイバーセキュリティ管理などのタスクを促進し、エンタープライズ業務を効率化することを目的としています。

エンタープライズワークフロー向けのChatGPT統合

新しいServiceNow統合により、ユーザーはChatGPT内で直接ビジネスコンテキストにアクセスし、ワークフローのアクションをトリガーできるようになります。この機能により、ITチームはプラットフォームを切り替えることなく、類似インシデントの調査、変更リスクの評価、ServiceNowレコードの更新といったタスクを実行できます。エンタープライズセキュリティを維持するため、この統合ではServiceNowのAction Fabricを利用しており、これらのやり取りの間も既存のビジネスルールとユーザー権限が強制されます。

ServiceNowはまた、オンコールエンジニアがチャットインターフェース内で直接、監視アラートの確認、最近の変更の分析、修復タスクの割り当てを行えるようにするなど、ChatGPT内でのインタラクティブな体験を開発しています。

開発中の新機能

このパートナーシップは、ServiceNowエコシステムを強化するために、主に3つの技術分野に焦点を当てています。

  • アプリケーション開発: ServiceNowは、CodexをAI Workflow Factoryに統合する予定です。さらに、OpenAIのモデルが「Build Agent」および「Autonomous Engineer」ツールを強化し、アプリケーション開発とモダナイゼーションを支援します。
  • サイバーセキュリティ: 共同ソリューションとして、OpenAIのサイバーセキュリティ分析機能とServiceNowの資産およびIDデータを組み合わせます。これは、セキュリティチームが脆弱性を特定し、リスクに優先順位を付け、修復作業を調整するのに役立つよう設計されています。
  • 音声対話: 「Super Intelligence Control Tower」内のOpenAI搭載機能により、ユーザーはAIのユースケースを口頭で説明できるようになります。システムは、対話型のフォローアップ質問を通じて、評価フィールドへの入力や必要な情報の収集を支援します。

社内導入と運用利用

ServiceNowは、ChatGPT WorkとCodexへのアクセスをエンジニアリングチームだけでなく、全従業員に拡大しています。従業員は日常業務にこれらのツールを活用し、エンジニアリングチームはコードベースの探索やテストにCodexを使用します。同時に、OpenAIはSuper Intelligence Control Towerを通じて自社の内部業務をサポートするために、ServiceNowのワークフローを採用しています。

ロードマップと提供時期

  • ServiceNow MCP Plugin: OpenAIマーケットプレイスで現在利用可能。機能強化は2026年後半を予定。
  • セキュリティ機能: 2027年1月に早期アクセスを計画しており、2027年第2四半期に一般提供を開始予定。
  • 音声機能: 2027年第1四半期にSuper Intelligence Control Towerで開始予定。
  • AI Workflow FactoryにおけるCodex: 2027年に提供開始予定。

Sources