Rescript: オープンソース、ブラウザベースのDescriptの代替
Rescript: オープンソース、ブラウザベースのDescriptの代替
Rescriptは、テキストドキュメントのようにビデオファイルを編集できるオープンソースのトランスクリプトベースのビデオエディターです。生成されたトランスクリプトから単語を削除すると、対応するセグメントがビデオから自動的にカットされ、ブラウザ内で完全にオンデバイスで動作する合理化されたワークフローが提供されます。
ローカル処理とプライバシー
Rescriptはデフォルトでプライベートになるように設計されており、メディアとトランスクリプトがユーザーのデバイスから離れることはありません。サーバーサイドの処理、認証、ファイルアップロードは必要ありません。
AIモデル(約90 MB)は最初のトランスクリプト時にHugging Face Hubからダウンロードされ、ブラウザストレージにキャッシュされますが、その後のすべての操作(トランスクリプト、編集、エクスポートを含む)はインターネット接続なしで機能します。アプリケーションが行う唯一の外部リクエストは、Google Analyticsを介した匿名のページアナリティクスで、ユーザーがオフラインのときは静かに失敗します。
主な技術的特徴
- Word-Level Editing: ユーザーは特定の単語を選択し、バックスペースを押してビデオから対応するクリップを削除できます。
- Filler Word Removal: ワンクリック機能で、「um」や「uh」などの一般的なフィラーワードを識別して削除します。
- Verbatim Mode: このモードでは、トランスクリプトエンジンにフィラーワードをトランスクリプトに保持させ、手動編集を行います。
- Speaker Diarization: トランスクリプトは話者ごとに自動的にグループ化され、ダイアログを整理します。
- Real-Time Preview: 再生エンジンはリアルタイムでカットされた領域をスキップし、編集をすぐに確認できます。
- In-Browser Export: アプリケーションは
ffmpeg.wasmを使用して、ローカルでフレーム正確なMP4レンダリングを行います。
技術スタック
| コンポーネント | テクノロジー |
|---|---|
| フレームワーク | Next.js, React, TypeScript, Tailwind |
| トランスクリプト | transformers.js を実行し、whisper-base_timestamped (WebGPU に WASM フォールバック) を Web Worker 内で動作させます |
| 話者ラベル | pyannote-segmentation-3.0 (ONNX) |
| メディア処理 | マルチスレッド ffmpeg.wasm を使用したオーディオの抽出とエクスポート |
| 状態管理 | zustand |
編集ワークフローの仕組み
- 抽出:
ffmpeg.wasmがオーディオトラックをモノラル 16 kHz PCM にデコードします。 - トランスクリプト: Whisper が `return_timestamps: