Ollama LLaVA 1.6 視覚モデルのサポート
Ollama は、大規模な言語・視覚アシスタント(LLaVA)1.6 モデルのコレクションを統合し、ユーザーに高解像度の画像、強化された推論能力、およびより広範なモデルサイズの選択を提供しています。このアップデートにより、Ollama エコシステム内での画像分析の詳細度が向上し、テキスト認識の精度も向上します。
LLaVA 1.6 の技術的進化
LLaVA 1.6 は、以前のバージョンと比較して以下の3つの主な改善を実現しています。
- 画像解像度の向上: モデルは最大4倍のピクセル数をサポートするようになり、画像内の細部をより正確に捉え、解釈できるようになりました。
- 推論能力とOCRの強化: ドキュメント、チャート、図表に特化した追加データセットで訓練されたため、テキスト認識と論理的推論能力が向上しました。
- 許可の緩和: LLaVA 1.6 は Apache 2.0 ライセンスまたは LLaMA 2 Community License の下で配布されています。
利用可能なモデルサイズ
Ollama は、パフォーマンスとハードウェア制約のバランスを考慮して、LLaVA 1.6 を3つの異なるパラメータサイズで提供しています。
- 7B:
ollama run llava:7b - 13B:
ollama run llava:13b - 34B:
ollama run llava:34b(新サイズ)
実装と利用方法
Ollama の視覚モデルは、コマンドラインインターフェース(CLI)、Python、または JavaScript を通じて操作できます。
CLI 連携
ユーザーは、.jpg および .png 形式をサポートする画像ファイルを、コマンドライン上でファイルパスとして直接渡すことができます。
ollama run llava "describe this image: ./art.jpg"
プログラムによるアクセス
Ollama の Python や JavaScript ライブラリ、または REST API を使用する開発者は、画像をファイルパスまたは images パラメータ内の base64 エンコードされた形式で提供できます。
Python の例:
import ollama
res = ollama.chat(
model="llava",
messages=[
{
'role': 'user',
'content': 'Describe this image:',
'images': ['./art.jpg']
}
]
)
print(res['message']['content'])
JavaScript の例:
import ollama from 'ollama'
const res = await ollama.chat({
model: 'llava',
messages: [{
role: 'user',
content: 'Describe this image:',
images: ['./art.jpg']
}]
})
console.log(res.message.content)
視覚機能と利用事例
LLaVA 1.6 は、以下の2つの主要な視覚タスクにおいて優れた性能を発揮しています。
- 物体検出: モデルは対象物を識別し、その行動や感情を説明できます。たとえば、VRゲーム機器を使用している人物を識別し、その体験への没入感を指摘できます。
- テキスト認識(OCR): LLaVA 1.6 モデルは、画像内の太字や装飾されたテキストを正確に識別できます。たとえば、高コントラストな画像で「ollama」という単語を識別できます。
Sources
- OriginalVision models
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