nobuzz: Geminiを使用してClaude Codeから「Claudisms」を取り除く
nobuzzは、技術的な回答から冗長な「claudisms」を削ぎ落とすために二次的なLLMを使用する
nobuzz(著者は内部的に「Claudette」と呼んでいます)は、Claudeの技術的な説明によく見られる、華美で過度にドラマチック、かつクリックベイトのような散文を排除するために設計されたClaude Codeスキルです。著者は、モデルが「TED talk」のような話し方をする傾向を完全に治すにはプロンプトだけでは不十分であると主張しており、nobuzzはClaudeの出力をGemini CLIにパイプして、テキストを簡潔で人間らしい英語に書き換えます。
問題点:技術的なコミュニケーションにおける「BuzzFeed」スタイル
Claudeのユーザー、特にエンジニアリングの文脈においては、冗長さと演劇的な表現が繰り返されるパターンが指摘されています。著者はこれを、Claudeが「自分のプルリクエストについてTED talkを行っている」かのような話し方であると表現しており、「load-bearing assumption(負荷のかかる仮定)」、「番号付きの啓示」、そして「the kicker(決定的な要素)」といったフレーズが特徴です。
このようなコミュニケーションスタイルは、簡潔で事実に基づいた更新を必要とする開発者にとって、認知的なオーバーヘッドを生じさせます。例えば、標準的なClaudeの回答では、バグを「sync pipeline全体のload-bearing assumption」と表現するかもしれませんが、「debuzzed」された回答では、単にバグ、影響を受けるファイル、および必要な修正をリストアップするだけです。
実装とワークフロー
nobuzzはClaude Code内のスキルとして動作します。Claudeの内部状態を変更しようとするのではなく、代わりに後処理レイヤーとして機能します:
- Capture: スキルはClaudeの直前の返答を一時ファイルに書き込みます。
- Translation: そのファイルを特定のプロンプトを使用してGemini CLIにパイプします:
gemini -p "<plain-English style instructions>"。 - Output: Geminiによる翻訳がそのまま出力されます。
「buzzer」が同じ口調を再導入するのを防ぐため、スキルはClaudeにGeminiの翻訳を「整理(tidy up)」させないように明示的に回避しています。
利用可能なモード
ターゲットとなる読者に応じて、、nobuzzは3つの異なる翻訳モードを提供します:
| Mode | Target Audience | Output Characteristics |
|---|---|---|
colleague (default) |
Engineers | すべてのファイルパスとコードブロックを維持し、演劇的な表現をすべて削除します。 |
manager |
Technical Managers | 何が起こったのか、なぜそれが重要なのか、そして次のステップに焦点を当てます。元の長さの約1/3になります。 |
director |
Executives | 結果、影響、および「依頼内容(ask)」に焦点を当てた3〜5文です。 |
技術的な要件とインストール
nobuzzを使用するには、以下のものがインストールされている必要があります:
- Claude Code
- Gemini CLI (
npm install -g @google/gemini-cli)、/authまたはGEMINI_API_KEY環境変数を通じて認証済み。
インストールは、リポジトリをクローンし、スキルを ~/.claude/skills ディレクトリにコピーすることで行われます。
「AI Slop」に関するコミュニティの視点
nobuzzのリリースは、最先端モデルの「パーソナリティ」に関する、開発者間のより広範な議論を巻き起こしました。
モデルのチェイニング(Model Chaining)の妥当性
一部のユーザーは、モデルをチェイニングすることがプロンプトエンジニアリングにおいて最も実用的なアプローチであると主張しています。あるユーザーは、モデルに自分自身でなくなるように指示するために長いエッセイを書く時間を費やすよりも、単に2番目のモデルを使用して出力をクリーンアップする方が効果的であると指摘しています。
代替的な緩和策
他の開発者は、システムプロンプトによって、追加のトークンコストなしで同様の結果を得られると示唆しています。提案されているプロンプトは以下の通りです:
- "Use technical language to spell things out, and keep it free of jargon and project shorthand。"
- "For humans output writing at a 10th grade reading level。"
- "Speak in simplified technical English。"
- 単語数の制限(例:"Comment blocks are <= 7 words")。
モデルの口調に関する批判
数人のユーザーが、Claudeの散文の現状に不満を感じており、それを「精神的なオーバーヘッド」や「AI slop」に例えています。一部のユーザーは、冗長なスタイルを避けるために、具体的にGPT-4やGLM5.3のような他のモデルに切り替えると報告しています。また、他のユーザーは、この「説明的な口調」が3月と7月のアップデートで増加したと指摘しています。
逆に、一部のユーザーは「claudisms」が役立つと考えており、モデルが特定の状況に対して割り当てている内部的な意味を理解するのに、その独特な言語表現が役立つと主張しています。
関連ツール
AIの出力を「unslop」するための同様の試みがコミュニティで見られます。これには、Vomit(Claude 5の出力を別のLLMでクリーンアップするツール)や pstack-claude が含まれます。
Sources
関連
- プロジェクト
- Dispatch
- Dispatch
- Dispatch
- プロジェクト