Gradio 3.0 リリースノート

Gradio Blocks: カスタム Web アプリ向け低レベル API

Gradio Blocks は、開発者が Python のみで複雑なカスタム Web アプリケーションを構築できる新しい低レベル言語で、従来のバージョンよりもレイアウトやデータフローをより細かく制御できます。

Blocks は、標準的な Gradio デモの特定の制限に対処し、次のことを可能にします:

  • Custom Layouts: 開発者は、左側に入力、右側に出力という固定構造を超えることができます。
  • Flexible Data Flows: 複数ステップのインターフェースをサポートし、あるモデルの出力を別のモデルの入力として使用できます。
  • Dynamic Component Properties: コンポーネント(例: Dropdown の選択肢)の表示やプロパティを、ユーザー入力に応じて変更できます。

フロントエンドの再設計とパフォーマンス向上

Gradio 3.0 は、速度、ビジュアル統合、ユーザー体験の向上を目的としたフロントエンドの全面的な刷新を特徴としています。

技術スタックとパフォーマンス

フロントエンドは最新技術、特に Svelte に移行され、ペイロードが小さくなり、ページ読み込み速度が向上しました。

UI/UX の改善

  • Visual Design: よりクリーンなデザインが実装され、デモがさまざまな環境に自然にフィットし、iframe を使ったブログ記事への埋め込みなどが容易になりました。
  • Component Updates: 既存のコンポーネントが使いやすさ向上のために刷新されました。例えば、Dataframe コンポーネントは CSV ファイルのドラッグ&ドロップに対応しました。
  • New Components: Gallery コンポーネントなどの新要素が追加され、モデルとのインタラクションにおける UI オプションが増えました。
  • TabbedInterface: 新しい TabbedInterface クラスにより、開発者は関連するデモを単一の Web アプリケーション内で複数タブにまとめることができます。

Gradio Blocks パーティー

新しい Blocks API の採用を促進するため、Hugging Face は「Gradio Blocks パーティー」を開催しました。このコンペは 2022 年 5 月末まで実施され、Blocks を用いた高品質なデモの作成を奨励することで、最先端の機械学習をエンジニアでない人々にもより身近にすることを目的としています。

Sources